太平洋戦争の開戦当初、東南アジア地域のイギリス空軍やオランダ領東インド陸軍航空隊などの主力戦闘機として、日本軍の零戦や隼と激しい戦いを繰り広げたのがB-339バッファローです。B-339は米海軍の艦上戦闘機F2A-2の輸出仕様で、イギリス向けのB-339Eでは防弾ガラスや防弾板を追加装着、Mk.・射撃照準器を装備していました。バッファローは頑丈な機体構造や耐弾性を活かして、連合軍が反抗に転じるまでの緒戦の中で貴重な戦力となったのです。